昨年は政策誘導金利の継続した利下げ及び42.11%の値上がりを記録したサンパウロ平均株価で、確定金利付ファンドからマルチマーケットファンドに資金が移動したが、今年に入って世界金融市場の先行き不安で、投資金が逆流しだした。
昨年のマルチマーケットファンドには268億4,000万レアルが流入したが、今年は2月15日までに88億7,000万レアルが、すでに確定金利付ファンドなどに流れている。
2月15日までに、低リスク低リターンのDIファンドには93億3,000万レアル、ポウパンサ預金33億レアル、確定金利付ファンド27億7,000万レアルの資金が流入している。(18日付けエスタード紙)