3月26日に予定されているサンパウロ電力会社(CESP)の入札の最低価格として1株当たり49.75レアル、総額66億レアルがサンパウロ州政府の収入が保証されているが、入札予定のコッセッションからは最低価格の引下げ要求が出ている。
入札に計られる株は40.66%に相当する1億3,296億万株であるが、経営権売却における普通株売却額の80%相当額での公開買い上げ(tag-along)については明確にされていない。
最終12ヶ月間のCESPの株価はサンパウロ平均株価39.04%を大幅に上回る85.95%に達しており、また2015年にはCESPの発電能力の 67%を占めるイーリャ・ソルテイラ水力発電所、ジュピア水力発電所の改修工事、BNDES銀行の15億レアルに上る負債の延長など課題も多い。(21日 付けヴァロール紙)