レアル高にも関わらず2004年からブラジル製高級家具の輸出が増加してきており、昨年の家具輸出額は10億ドルを突破、今年は前年比10%増加が予想されている。
輸出振興庁(APEX)とタイアップして国際家具フェアへの参加で、新しい市場を開拓してきたことが大きく寄与しており、今年はイタリア製高級家具が大きなシェアを占めているロシアの市場開拓に力を入れる。
また石油高騰で住宅やビル建設ラッシュのアラブ首長連邦国のドバイ、米国、アンゴラ、アルジェリア、インドや南アフリカではブラジルの大手家具メーカーが支店を開設している。
昨年のサンタ・カタリーナ州からの家具輸出総額は3億4,200万ドル、南大河州は2億6,300万ドルでブラジル輸出の過半数を占めており、パラナ州8,500万ドル、サンパウロ州は6,000万ドルで続いている。(25日付けエスタード紙)