エタノール市場開拓でUnicaとApexが協力

サンパウロ州砂糖キビ加工業者連合(Unica)と連邦輸出振興庁(Apex)は1,640万レアルを投資して、エタノールの国際市場開拓でパートナーシップを組む。

国際市場のエタノール消費は世界生産の10%に相当する55億リットルとまだ規模が小さく、その輸出の60%はブラジルで国内生産の9%に相当するが、2015年にはその比率が13%まで上昇すると見込まれている。

北米のターゲット国は米国、ヨーロッパではドイツ、スペイン、スエーデン、英国であるが、スエーデンがブラジル産エタノールの最大の輸入国、アジアでは中国、韓国、インドや日本である。

ヨーロッパ連合国では2020年までにガソリンへのエタノール混合率を10%にすると250億リットルの消費量となり、唯一、フランスが2009年までに混合率を6.25%に引上げる。(26日付けガゼッタ・メルカンチル紙)

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