1月の経常収支は貿易収支黒字の減少や海外への利益送金増加で42億3,000万ドルの赤字で1998年10月以来の赤字幅を計上、最終12ヶ月間では11億7,000万ドルの赤字となった。
1月の海外への利益送金急増の要因として、外資企業の利益拡大、レアル高でドル送金に拍車がかかり、また米国の金融危機で本社の赤字埋合わせのための送金が増加した。
1月のサービス・所得収支は55億ドルの赤字を計上したが、レアル高で更に輸入が急増しているが、貿易収支は前年同月比半分以下の9億4,400万ドルの黒字を計上、中銀は2月の経常収支を17億ドルの赤字と見込んでいる。(26日付けエスタード紙)