金融取引暫定納付金(CPMF)が廃案になったにも関わらず、1月の連邦国税庁のインフレ分を差引いた実質税収は、前年同月比20.02%増加の626億レアルで1月の月間記録を塗り替えた。
特に法人税(IRPJ)及び純益に対する社会納付金(CSLL)は企業の純益増加で、それぞれ前年同月比51.15%、44.74%と大幅に増加した。
また前年12月の売上げ増加及び新規株式公開(IPO)増加で、社会保険融資納付金(Cofins)も10.2% 増加、輸入増加で輸入税(II)は29%、輸入に絡む工業製品税(IPI)は11%それぞれ増加している。
CPMF廃案で金融取引税(IOF)の税率が引上げられたために、89.3%の増収となり11億6,000万レアルが国庫に収まった。(27日付けエスタード紙)