牛肉(生鮮・冷凍)のヨーロッパ連合諸国(EU)向け輸出が、ブラジル政府との間で見解の相違があったために2月から停止されていたが、生産履歴検索(トレーサビリティー)の認証や衛生管理面で、EUの基準を満たした106牧場からの輸出が認められた。
牛肉輸出許可された牧場106ヵ所ではミナス州が87ヵ所、南大河州11、マット・グロッソ4、ゴイアイス7及びエスピリット・サント州がそれぞれ2ヵ所となっている。
EU向け牛肉輸出をカバーするためには3,000ヵ所の牧場から牛肉輸出をする必要があり、今回の106農場では僅かに6万5,000頭にしかならず、生産者はEUの農業保護政策に不満を抱いている。(29日付けガゼッタ・メルカンチル紙)