ボトランチングループのアルミ精錬会社CBA社は20年前から申請していたパラナ州境のリベイラ・デ・イグアッペ川のチジュコ・アウト水力発電所建設プロジェクトが国立再生可能天然資源・環境院(Ibama)から許可される感触を得た。
この水力発電所建設はサンパウロ州で最も貧しい地域の発展に寄与する割合が、環境に及ぼすネガチブ面よりも多いことが多く、環境の観点からは2ヵ所の鍾乳洞の水没及び下流での漁業に与える影響が不透明となっている。
CBAではこの水力発電所の電力エネルギーはソロカバ地域のアルミ精錬工場に送電、ダム建設で5,000ヘクタールが水没するが、この地域に住居する500家族には他地域への移転保障が約束されている。(4日付けエスタード紙)