ノーヴァ・ペトロキミカ社は2009年から大豆やマモーナの植物油90%と砂糖キビから精製されたエタノール10%混入で生産されたバイオジーゼルから副生されるグリセリンから、プラスチック用樹脂原料(緑の樹脂)を生産する。
同社では2009年にパイロット工場をサンパウロ市近郊のマウア市に建設、2011年にはプラスチック用樹脂原料の生産を10万トン、2013年には25万トンに引上げる。
米国資本のダウケミカル、ラテンアメリカ最大の石油化学会社ブラスケンはすでにバイオジーゼルからプラスチック原料のポリエチレン製造を発表しており、環 境に優れてリサイクル可能な緑の樹脂はヨーロッパや日本で旺盛な需要が期待できる。(7日付けガゼッタ・メルカンチル紙)