最低サラリーアップで貧困層が潤う

最低サラリー及びボウサ・ファミリアと呼ばれる貧困家庭手当金の引上げで、更に302億レアルが消費に回されて小売業界を閏わし、最低サラリーの9.2%の調整は273億レアルに相当する。

最低サラリー調整分の大半は貯蓄にまわらずに小売業界で消費され、今回の302億レアル増加で貧困層の消費に回される総額は前年比13.3%増加の2,320億レアルが予想されている。

今回の最低サラリー415レアルは予想以上の調整であり、貧困層の多い北東地域及び北部地域では最低サラリー及び貧困家庭手当金の調整は他の地域の2倍の 効果があり、また高齢者の多い南部地域でも最低サラリー調整に伴う年金・恩給受給者には恵みの調整となっている。(7日付けヴァロール紙)

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