発展途上国39カ国を対象とした最終5年間の平均GDPの伸び率は5.6%であったが、ルーラ政権5年間の平均GDPの伸び率は3.8%と35位にランク付けされ、僅かにグアテマラ、メキシコ、エル・サルバドル及びハイチを上回ったに過ぎない。
歴史的にブラジルは高い政策誘導金利と低い投資でGDP伸び率が低いが、発展途上国で最終5年のGDP伸び率でトップ誇る中国の平均伸び率は10.6%、投資比率はGDP比40%に達しているが、昨年のブラジルはGDP比13.4%に達したに過ぎない。
最終5年平均の伸び率はアルゼンチンが中国に次ぐ8.6%で2位、インド8.5%、石油収入で潤っているヴェネズエラが7.8%で4位、ウクライナ7.6%、パナマ7.0%、ロシアが6.9%となっている。(13日付けエスタード紙)