社会経済開発銀行(BNDES)の調査では2006年及び2007年の製造部門は前同期比32%増加の510億レアルのクレジットを受け、クレジット承認は80%増加の720億レアルに達している。
旺盛な内需で設備稼働率はリミットに近づいており、自動車工業部門へのクレジットは82億5,000万レアル、今後数年以内に150億レアルを投資して生産能力を300万台から500万台に引き上げる。
裾野の広い自動車産業の設備投資は鉄鋼、ゴム、プラスチックや機械・装置部門の基幹産業に影響を及ぼすが、一般的に基幹産業の設備稼働率は高いが、鉄鋼業 及び紙・パルプ業の稼働率はすでに85%を超えており、特に製鉄部門の稼働率は91.4%に達しており、230億レアルの投資で現在の生産能力3,710 万トンから2012年には6,300万トンへの増産が計画されている。(17日付けヴァロール紙)