奨学金返済優遇で新卒医師を過疎地へ

貧困地域の過疎地への新卒医師派遣で、連邦政府と連邦貯蓄銀行(CAIXA)は大学生向け奨学金ファンド(Fies)の学費融資金の免除、医師派遣される市町村は赴任医師へのサラリーを支払うことで過疎地への医師派遣を優遇する。

新しい制度では1,200の過疎化している市町村への医師派遣を目論んでいるが、平均以上のサラリーを支払っても赴任してこないのが現状であり、連邦政府の目的は家族健康プログラム(PSF)の強化で、毎週20時間の勤務が義務付けされている。

現在のFiesからの奨学金融資は卒業後に融資期間の2倍以内の期間に返済しなければならないが、全員大卒プログラム(ProUni)とFiesを組合わ せて、卒業生の不足している学部に対しては金利を9.0%から3.5%、その他は6.0%に低減、また連帯保証人の緩和などを検討している。(19日付け ヴァロール紙)

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