サンパウロ州内のリージョナル路線を展開するツリップ航空はカナダ資本のボンバルジエ社中型ジェット機CRJ900型購入で交渉中であるが、ブラジル資本エンブラエルからの購入の可能性も残されている。
エンブラエル社はボンバルジエ社のお膝元であるカナダ航空にエンブラエル190型を44機、175型15機を納めて熾烈な争いを展開しているが、ツリップ航空は座席数が共に88席のCRJ900型かエンブラエル175型の選択をすると予想されている。
CRJ900型の後継機は昨年リリースされたが、価格は3,600万ドルで納期は12ヶ月から18ヶ月であるが、エンブラエル175型は3,300万ドル で昨年末には70機が売約済みであり、一般納期は2013年となっているが納期短縮の可能性もある。(20日付けヴァロール紙)