国際金融危機でもブラジル国債発行増加

国際金融危機及び外資に対する確定金利付国債購入に対する金融取引税(IOF)の徴収開始にも関わらず、海外投資家によるブラジル国債購入需要が増加している。

償還期間が2012年の確定金利連動国債の年利は13.19%であったが、2月に販売された同じ国債の年利は12.56%、25日に販売されたインフレ連動国債の年利は8.01%であったが、2月は7.38%であった。

2月のブラジル国債の負債総額は1兆2,400億レアルで前月から382億レアル増加したが、そのうち国債発行額は273億レアル、金利支払いは109億レアルであった。

2月の確定金利連動国債比率は前年同月の35.39%から35.69%、インフレ連動国債は22.59%から26.93%にそれぞれ増加したが、 Selic金利連動国債は38.43%から34.42%、為替連動国債は1.26%から0.89%、参考金利連動国債は2.33%から2.07%とそれぞ れ低下してきている。(27日付けエスタード紙)

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