シェル石油及び米国企業Virent社は1年間の共同研究で、砂糖からガソリンを製造する方法を発見したと発表、今後4年間で商業生産できる体制を計画している。
今回の発見は砂糖からエタノールを精製するよりも熱効率が優れており、また砂糖キビのバガスやトウモロコシの茎や利用していない部分からのバイオガソリンの精製が可能である。
エタノール精製のために使用されるトウモロコシ生産でコモデティ価格が上昇して問題になっているが、このバイオガソリン生産は原材料が利用価値のない植物であり、世界各国で広く生産できるために注目されている。(27日付けガゼッタ・メルカンチル紙)