M&Aアドバイサー業務で小規模企業が健闘

昨年のブラジル国内のM&A市場では買収や合併成立案件が135件で1140億レアルの資金が動いたが、大手銀行に次いで元大手銀行のエグ ゼクチブが独立して設立したEstater社はウルトラ社、ペトロブラス並びにブラスケンが40億ドルで共同購入したイピランガ社の買収を手がけて、 M&A主幹事企業では10位にランクされている。

15位にランクされているパトリア社はエネルギー部門の売上が1億レアルから5億レアルの中規模企業の買収案件成立を得意としており、20位のブラジルパール社は昨年8案件で9,700万レアルを取扱った。

主 幹事ランクではサンタンデール銀行が378億レアルを取扱って1位、メリル・リンチ証券352億1,000万レアル、ABN アムロ銀行258億 5,000万レアル、スイスクレジット銀行199億3,000万レアル、シティ銀行165億7,000万レアルと大手銀行や証券会社が上位を占め た。(31日付けエスタード紙)

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