6年ぶりの貿易収支黒字幅に減少

今年第1四半期の貿易収支黒字は輸入の増加で前年同期の87億2,000万ドルから67.4%減少の28億4,000万ドルに縮小、輸出は13.8%増加の386億9,000万ドル、輸入は41.8%増加の358億5,000万ドルであった。

3月の輸出は前年同月の129億ドルから126億ドルに減少、輸入は116億ドルで貿易収支黒字は僅かに10億1,000万ドル、輸入では資本財が前年同 月比70%、消費財は32.4%それぞれ増加したが、アルゼンチンの農産物輸出関連増税に対する抗議ストライキで特に農産物の輸入が減少している。

3月はアジアの鉄鋼メーカーとの間で鉄鉱石価格の大幅調整が合意に達したために、見合わせていた輸出を再開して輸出が急増、石油輸出もパウリーニャ製油所 の操業停止及び国内需要急増で減少、大豆輸出も28%減少したが、国際コモデティ価格は52%上昇している。(2日付けエスタード紙)

https://camaradojapao.org.br/jp/?p=32392