サンパウロ証券取引所(Bovespa)のオンライン・システムを導入している証券会社を通じて株の売買注文をする個人投資家であるホームブロー カーが急増しているが、Bovespaから認可を受けている57証券会社ではブローカーの取込のためにソフトやハード技術向上に投資競争をしている。
3月にブラデスコ銀行に買収されたアゴーラ証券は21万人と見込まれているホームブローカーの23%を顧客に占めているが、IT技術改善に500万レアルから1,000万レアルの投資を見込んでいる。
Banifinvest社の昨年の技術投資は200万レアルであったが、今年はオペレーション監視サポート技術改善に800万レアルを投資するが、同社のホームブローカー顧客は2万5,000人で1日当たり1億レアルの株売買を行なっている。
3月のBovespaにおけるブローカーの株売買は前年同月比2倍に相当する1日当たり24億レアル、Bovespaの出来高の31%に相当して230万回の株売買が行なわれた。(7日付けガゼッタ・メルカンチル紙)