本国への利益送金が179億ドルに増加

昨年の外資系企業のブラジル国内で得た本国への利益送金である所得収支は前年比44%増加の179億ドルに達して、2000年の31億ドルの6倍近い送金となっている。

また昨年の海外からの直接投資総額は2006年の300億ドルから346億ドルに上昇したが、利益送金は直接投資金額の7.58%に相当して外資系企業の利益率が上昇してきている。

海外からの直接投資は2006年第2四半期から上昇を続けており、オランダが前年比23.7%増加の81億ドルでトップ、米国が17.7%増加の60億ド ル、ルクセンブルグが28億ドルで続いており、サービス部門の直接投資が161億ドルで46.9%を占め、鉱工業部門は39.3%に相当する134億ドル であった。(2008年4月10日付けガゼッタ・メルカンチル紙)

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