3月のインフレ指数の広範囲消費者物価指数(IPCA)は2005年以来の高率の0.48%を記録、最終12ヶ月間では連邦政府の目標値4.50%を超える4.73%となり、来週の通貨政策委員会(Copom)でのSelic金利の切上げが確実となった。
特に食料品価格の値上げが大きく影響しており、食料品全体では0.89%上昇して2月の0.60%を大幅に上回り、特に大豆油は9.81%、フランスパンは4.24%それぞれ上昇している。
また3月には水道料金、衣類、燃料並びに電力料金がそれぞれ値上がり、第1四半期のインフレは1.52%で前年同期の1.26%を大幅に上回っており、食料品価格は3.04%値上がりしている。(2008年4月10日付けエスタード紙)