2001年から始ったヴォトランチン・セメント社の北米でのセメント会社買収には20億ドルを投資して、五大湖地域、中西部並びにフロリダ州で米国セメント会社の買収劇を展開したが、今回は南米で海外戦略を果敢に進めると予想される。
同社はチリのセメント業界で年産220万トンを生産、30%のマーケットシェアを誇る業界リーダーのビオ・ビオ社に1億ドルを投じて、15%の資本参加をしてチリのセメント市場に参入する。
またボトランチン金属はペルーのカジャマルキラの亜鉛鉱開発に2億ドルを投資、2005年にも1億ドルを投じて亜鉛や銅の鉱山会社に24.88%の資本参加をして果敢に海外での事業を拡大している。(2008年4月16日付けヴァロール紙)