通貨政策委員会(Copom)は16日に政策誘導金利(Selic)金利を、インフレ圧力抑制対策として11.25%から11.75%と0.50%切り上げたが、この影響で今後1年間で公的債務は290億レアル増加する。
連邦政府は今回のSelic金利の引上げで年間ファイナンスプラン(PAF)の見直しは行なわないが、確定金利連動国債及びインフレ指数連動国債の発行比率を増加すると見込まれている。
昨年2月のSelic金利連動国債(LFT)の発行残高は4,304億レアルで国債全体に占める比率は38.43%であったが、今年2月には4,275億3,000万レアルで比率は34.42%まで低下している。(2008年4月18日付けヴァロール紙)