BRICs諸国のIPOは今後も平均を上回る

米国に端を発した世界金融市場不安で今年の新規株式公開(IPO)は減少しているが、今年も中国の経済成長率はBRICs諸国でトップが予想されており、第1四半期の中国でのIPOは29件、そのうち世界10大IPOの内3件は中国が占めており、インドは16件であった。

今年第1四半期のブラジルのIPOは僅かに1件をあったが、世界では236件で総額409億ドルであったが前年同期比では60%も減少している。

今年第1四半期のIPOではオーストラリアが30件でトップ、日本22件、カナダ20件、ポーランド17件であったが、クレジットカード最大手ヴィザは 196億ドルを調達した米国が総額208億ドルでトップ、中国は86億ドル、インドは40億ドルを調達、ファイナンス部門のIPOが50%でトップ、鉱工 業16%、エネルギー部門が14%となっている。(2008年4月21日付けガゼッタ・メルカンチル紙)

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