ナショナル製鉄所(CSN)は高騰している鉄鉱石価格に併せるように、グループ傘下のNamisa社を売出すために、主幹事会社としてゴールドマン・サックスと契約した。
このNamisa社の売出しには昨年7月に4億4,000万ドルで買収した鉱山CFMが含まれているが、推定埋蔵量が16億トンのカーザ・デ・ペドラは含まれていない。
ブラジルの製鉄所は鉄鉱石を自社で調達するために鉱山会社買収に動いており、ウジミナスは年間生産が600万トンのJ・Mendes鉱山を9億ドルで買収したが、埋蔵量が確定すれば生産倍増も可能となる。(2008年4月22日付けエスタード紙)