今年第1四半期のブラデスコ銀行の純益は前年同期比23%増加の21億レアルで、最終20年間では民間銀行では最高の利益となった。
ヴィザ・インターナショナルの一部売却などの純益を含まない銀行業務だけの純益は11%増加の19億1,000万レアルであったが、保険部門は純益の39%と大幅に寄与、ブラジルの保険部門は僅かGDP比3%で今後も大幅な伸びが期待できる。
クレジット部門は純益の25%を占めたが、金融取引税(IOF)の税率がアップされたにも関わらず、前年同期比38.5%増加の1,694億1,000万レアルとなっている。
住宅金融クレジットは126%増加、年末までにはクレジット総額は53億レアル、年金・給与口座天引き型クレジットは49.3%増加、90日以上の返済停 滞は個人向けクレジットで6.4%、零細・小企業では3.7%から2.5%に低下して最近2年間で最も低率となっている。(2008年4月29日付けエス タード紙)