今年第1四半期のイタウー銀行の純益は前年同期比7.5%増加の20億400万レアルで堅調に増加、これにはマスターカードやヴィザ株放出による19億8,000万レアルの収益は含まれていない。
イタウー銀行の牽引車は前年同期比36.2%増加のクレジット部門で総額1,376億9,000万レアルに達し、個人向けクレジットが38%増加、特に自動車ローンが65%と大幅増加している。
法人向けクレジットでは零細・中小企業向けクレジットが50%、法人向けクレジット全体では34.3%それぞれ増加、Selic金利が上昇したにも関わらず、今年のクレジット部門の成長率は25%から30%を見込んでいる。
第1四半期の不渡り可能性クレジットは前年同期の5.0%から4.3%に低下、チリでのクレジット部門は14.2%増加の70億レアル相当、今年はブラジ ル全国に140店舗を新たに開設して更に500万人の顧客獲得を目指している。(2008年5月7日付けエスタード紙)