連邦政府は環境ライセンス認可が遅れているパラー州シングー河流域のベル・モンテ水力発電所の入札を来年10月に実施すると発表した。
ベル・モンテ水力発電所の発電能力は1万1,181メガワットでイタイプー発電所に匹敵するほどであり、またアマゾン地域ではアラグアイ河流域で 3,100メガワット、トロンベタス河3,000MW、アリプアナ河3,000MW、ジュルエナ河5,000MW、ジャリ河1,100MWと大型水力発電 所の建設が可能な河川を多数擁している。
連邦政府は2010年までにアマゾン地域でイタイプー発電所の3倍に相当する総電力4万 3,000MWの数ヵ所の水力発電所建設を計画しているが、アマゾン地域の発電可能な電力は13万2,000MWと見込まれている。(2008年5月8日 付けガゼッタ・メルカンチル紙)