ペトロブラスの純益は68%増加

今年第1四半期のペトロブラスの純益は前年同期比68%増加の69億2,500万レアルを記録、金融業界の予想を14%も上回ったが、国際石油価格 高騰にも関わらず、ガソリン並びにジーゼル油の価格調整が3月1日まで調整されなかったために、精油部門では5億6,600万レアルの赤字を計上した。

第1四半期のレアル高の為替変動が少なかったために10億レアルの為替損に留まり、またジェット燃料並びにナフサ価格の調整で第1四半期のバレル当たりの石油価格は平均8.0%値上げの93.90ドルであった。

第1四半期のペトロブラスの天然ガスを含む石油換算の生産量は日産212万バレル、石油のみでは181万6,000バレルで僅かに前年同期比1.0%増加 したが、天然ガスは11%増加の4,590万立方メートルに増加、エスピリット・サントのペロア−カンゴア油田、カンポス沖のプラットフォー ムP-51,P-52の生産開始が増産に結びついた。(2008年5月13日付けエスタード紙)

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