銀行の平均収益率が21.94%

ルーラ政権の2003年から今年にかけてのブラジルの各銀行の平均収益率はカルドーゾ政権時よりも飛躍的に伸びて、3月最終12ヶ月間の平均収益率は21.94%に上昇、1995年は18.97%であった。

1995年以降の銀行の収益率は10%前後に低下したが、1999年には13.61%に再上昇したが、2000年には9.78%まで低下していたが、ルーラ政権になった2003年以降は上昇を続けている。

収益率の上昇要因としてクレジット部門の拡大、世界経済の好調なシナリオ、政策誘導金利の大幅な低下が追い風になっており、今年の第1四半期のクレジット 部門はすべての銀行で拡大しており、ブラデスコ銀行は前年同期比38.5%、イタウー銀行は36.2%とそれぞれ大幅に増加している。(2008年5月 16日付けエスタード紙

https://camaradojapao.org.br/jp/?p=32289