中銀が政策誘導金利(Selic)金利を11.75%に上方修正したにも関わらず、国庫庁は確定金利連動国債を中心に発行額を抑えたために、4月の連邦国債発行残高は前月から313億レアル減少の1兆2180億レアルになった。
連邦国債の償還額が発行額を上回り、今年の累計では540億ドルに達しているが、しかし4月の金利支払いが116億4,000万レアル、今年の累計では481億レアルに達している。
4月の確定金利連動国債の比率は前年同月の36.26%から34%に減少、金利が上昇したSelic連動国債は33.35%から35.34%、インフレ連動国債は23.32%から27.63%にそれぞれ比率を上げている。(2008年5月21日付けエスタード紙)