フレックス車テクノロジーが注目を集める

世界で唯一100%のエタノール使用のブラジルのフレックス車生産台数は530万台に達し、年末までに700万台を突破すると見込まれているが、最 近ブラジルを訪問したドイツのメルケル首相はドイツでのフレックス車導入の可能性を認めており、ブラジルのフレックス車のテクノロジーが海外で注目されて いる。

フレックス車は石油が高騰を続けている現在は短期的には石油燃料の代替として唯一の解決方法であり、米国ではすでに500万台のフレックス車が使用されているが、車社会の米国ではその比率はまだまだ低い。

昨年のブラジルのプジョー・シトロエンはフランス並びにスイスにフレックス用エンジンを6,000台輸出、サンパウロ砂糖キビ加工業者組合(Unica) は輸出振興庁(Apex)と米国並びにベルギーで事務所を開設してエタノール普及に努めているが、アジアでも事務所開設を計画している。(2008年5月 26日付けエスタード紙)

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