ブラジル銀行のノッサ・カイシャ州立銀行買収の話が進んでいることに対して、ブラジルの大手民間銀行は正式な入札による買収参加を要求しているが、セーラ知事はブラジル銀行による買収はサンパウロ州政府並びに銀行職員にとっても最善策であると説明している。
入札による買収を要求しているのはブラデスコ銀行、イタウー銀行、ウニバンコ並びにサンタンデール銀行の大手民間銀行であるが、入札にかけると落札価格は上昇するが、州議会の承認が必要となり時間がかかる。
ブラジル銀行による買収が明らかになった先週の金曜日のノッサ・カイシャ州立銀行の株価は31.50%と大幅上昇したが、ブラジル銀行の株価は2.81%下げた。(2008年5月26日付けガゼッタ・メルカンチル紙)