ブラスケン社はエタノールから緑のプラスチック原料となるポリエチレン樹脂生産を行なうが、自動車の燃料タンク、バンパーやドアなどの金属パーツを緑のプラスチック製に置き換えるための試作車製造パートナーを探している。
ブラスケンのエタノール原料のポリエチレン樹脂工場の操業は2010年からで、年間20万トンを生産するが、工場建設地は同社のコンビナートがあるバイア州か南大河州が有望と見られている。
自動車部品をプラスチック製に替えることで車体重量が軽減して燃費がよくなり、またリサイクルできる有利な点があるので、今後は急速に普及すると見込まれている。(2008年6月4日付けヴァロール紙)