4月の鉱工業伸び率は10.1%を記録

4月の鉱工業生産の伸び率は資本財の伸び率が牽引して、前年同月比10.1%と大幅に伸びて昨年10月に次ぐ記録となったが、予想の10.3%を下回り、前月比では0.2%の伸び率であったが、予想の0.4%とそれぞれ下回っている。

今年の4ヶ月間の伸び率は7.3%、過去12ヶ月間では7.0%とそれぞれ伸びており、前月比では燃料部門が7.3%、自動車2.3%、医薬品部門は8.1%それぞれ伸びている。

また4月の資本財の伸び率は前年同月比22.4%で2004年8月の30.8%に次ぐ記録となり22ヶ月連続で増加、耐久消費財は22.4%で2005年 6月の23.6%に次ぐ記録、特に自動車部門は28%、セルラー37.5%、航空機や二輪の輸送関連部門は54.8%と大幅な伸びを示した。

4月の資本財の伸び率は1.6%、中間財は-0.2%、消費財-0.7%、耐久消費財-1.9%、非耐久消費財は-1.5%とそれぞれ減少、調査対象の 27部門のうち21部門で増加、特に食料品部門は6.9%増加したが、飲料部門は-4.2%減少した。(2008年6月4日付けエスタード紙)

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