自動車業界は生産、販売とも上方修正

全国自動車工業会(Anfavea)では今年は販売が好調に推移して、今後の生産並びに販売台数の見直しを迫られており、19万台増加の342万台、販売は16万5,000台増加の306万台に上方修正した。

今年の生産台数は前年比8.9%から15%、販売台数は17.5%から24.2%それぞれ上方修正したが、昨年の生産台数は297万台、販売実績は246万台であった。

今年5ヶ月間の販売台数は前年同期比30.3%増加の115万台、輸入台数は41万5,000台で前年の50%増加、特に自動車協定を結んでいるメキシコとアルゼンチンからの輸入が大半を占める。

自動車輸出はドル安で価格競争力を失ってきているが、前回予想の前年比5.1%の減少から1.0%減少の78万台であるが、輸出金額は7.4%増加の145億ドル、特に農業機械やトラック輸出金額は40%増加を予想している。

農業機械生産台数は前回予想の9.5%から30.8%増加となる8万5,000台と大幅な上方修正、販売台数は前回予想の14.9%から38.6%増加の5万3,100台にそれぞれ上方修正している。(2008年6月6日付けエスタード紙)

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