市長選挙の今年は公共支出が大幅増加

今年は市長並びに市会議員選挙が行われるために、州知事や市長の今年4ヶ月間の公共支出が前年同期比14.5%増加したが、連邦政府の支出は4.5%に留まっている。

特にミナス州政府の支出は22%、バイア州政府は19.1%それぞれ増加しているが、サンパウロ州政府は32.78%の大幅増加を記録している。

今年4ヶ月間の連邦政府から州政府への税収分配は国内経済が好調に推移しているために前年同期比27%増加、マラニャン州政府は同州の商品流通サービス税(ICMS)の税収のほぼ2倍に相当する9億3,940万レアルが分配されている。

アラゴアス州は予算の40%以上を連邦政府から支給されており、マナウス市、ポルト・アレグレ、レシーフェ並びにアラカジュ市へは前年同期比60%以上を記録している。

ミナス州政府の公務員の人件費支出が前年同期比21.6%増加、サンパウロ州政府のファイナンス以外の支出は12.7%増加の253億レアル、人件費支出は17.5%増加の131億レアルを記録している。(2008年6月9日付けヴァロール紙)

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