第1四半期のGDPは5.7%前後か

今年の第1四半期の国内総生産(GDP)は前年最終四半期の6.2%から5.66%に減少すると見込まれており、4月から政策誘導金利(Selic)が上昇サイクルに転換したが、経済活動には未だ影響が現れていない。

今後2年間に亘ってGDPは減少サイクル入りすると見込まれており、今年の経済成長率は4.5%から5.0%、来年は4.0%から4.5%が見込まれている。

リミットに近い設備稼働率、旺盛な一般消費と生産投資に牽引されている国内経済は輸出よりも輸入が急増しているために、今後のGDP伸び率は鈍化すると見込まれている。

ブラデスコ銀行の経済班では今年第1四半期のGDP伸び率を5.7%、今年1年間では4.8%の増加、第1四半期の輸出量は前年同期比2.5%減少、輸入は18.3%、投資18.8%、一般消費は8.6%それぞれ増加すると見込んでいる。(2008年6月10日付けエスタード紙)

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