バイア州出身の地質学者ジョアン・カルロス・カバルカンテ氏はバイア州内の大鉄鉱石鉱山を発見、2年前にラクシュミー・ミッタル氏所有のパラモド社に鉱山権益の70%を2億1,000万ドルで売渡、その後残りの30%も1億5,000万ドルで売渡した。
その後はトカンチンス州でニッケルを発見、ミナス州で発見した亜鉛鉱山の一部をヴォトランチンに売渡、オポルチュニティ銀行との共営で20億レアルと見込まれている鉱山GME4の経営が今後の主導ビジネスになる。
カバルカンテ氏の初めての鉄鉱石鉱山はミナス州カエチテ北部地域であり、また同氏がエイキ・バチスタ氏に売渡して、バチスタ氏が設立したIRX社の株を未だに5.0%所有している。
カバルカンテ氏がバイア州での鉄鉱石鉱山発見前の国際鉄鉱石価格はトン当たり10ドルであったが、今では10倍以上に高騰しており、同氏はブラジルの鉄鉱石はパラー州とミナス州に集中していると見込んでいる。(2008年6月16日付けエスタード紙)