今年のインフレ率は二桁に達する

昨日のフォーカスレポートでは今年の総合市場物価指数(IGP−M)を8.73%から10%に引上げて2004年以来のインフレ率が二桁になると予想している。

食品価格、鉄鉱石や鉄鋼製品などのコモデティ商品価格の継続する値上がりで、インフレ率は14週連続で上昇しており、公共サービス料金や住宅賃貸料の値上げにつながる。

昨年のIGP−Mは7.75%、2006年は3.85%、2005年は僅かに1.20%であったが、中銀は広範囲消費者物価指数(IPCA) も5.55%から5.80%に引上げたが、民間調査会社は5.70%から6.16%に引上げて、インフレ目標値の許容最大値6.50%に近づいてきてい る。

しかし金融スペシャリストは8月か9月のIPCAでは過去12ヶ月間のインフレ率は6.50%を上回ると予想しているが、来年は IPCAを4.60%から4.63%、IGP−Mを4.86%から5.0%に引上げている。(2008年6月17日付けエスタード紙)

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