製鉄メーカーはすでに鉄鋼製品卸売会社に7月に平均15%の製品価格の値上げを通達しているが、自動車業界、機械・装置、電気・電子や建設部門への販売価格値上げにつながる。
鉄鋼メーカーは3月に12%、5月に15%とそれぞれ値上げをしており、グローバル市場の鉄鉱石や石炭価格の値上げで、鉄鋼製品への転嫁が避けられなくなっており、鉄鋼製品は来月の値上げで昨年末よりも50%高くなる。
しかし来月の値上げでも国内鉄鋼製品は輸入品よりも5.0%から7.0%安く、今年4ヶ月間の卸売業者の販売は前年同期比20%増加、昨年1年間では25%売上を伸ばしている。(2008年6月17日付けエスタード紙)