化学品部会に11人が参加して業種別部会長シンポジウムの発表資料作成で意見交換

化学品部会(松尾新一郎部会長)が2009年8月7日午後4時から6時まで11人が参加して開催、今月18日に開催される業種別部会長シンポジウムの発表資料作成ではアンケートを基に作成されたドラフト資料で意見交換を行なった。

高級化粧品、一般用医薬品、農薬や種子セクターは世界金融危機とは無関係であるが、上期の回顧ではレアル安の為替、コモディティ価格の下落、クレジット縮小、綿花栽培面積の減少、価格安定感からの買い控え、薬事法改定による制約、二輪車生産の大幅減少、電子伝票の発行、ICMS先払い税の採用などが話題になった。

下期の展望では不安定な為替の影響、新規顧客の開拓、債権回収への不安、工業製品税の減税幅の削減、人員削減によるコストダウン、見本市での新製品投入、レアル高による輸出の減少、生産コストの改善、原料費の低下などが話題となったが、参加者の大半が金融危機は底を打ってないと予想している。

参加者は松尾部会長(住友化学)、工藤副部会長(イハラぶラス)、大澤副部会長(ダイカラー)、佐野氏(パイロット・ペン)、滝沢氏(久光製薬)、江口氏(K-Iケミカル)、溝口氏(日本曹達)、佐藤氏(スリーボンド)、田中氏(ペンテル)、佐々木副領事(サンパウロ総領事館)、平田事務局長

和気あいあいと業種別部会長シンポジウムの発表資料を作成するために意見交換

                  

                  ドラフトの発表資料を見ながら意見交換

 

 

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