Electra Power Geração de Energia社のヴァウモール・アウヴェス社長が「再生可能エネルギーによる発電 : コスト削減と環境保護への貢献」と題して講演

6月の懇親昼食会は2010年6月11日正午から100人が参加してブッフェ・コロニアルで開催、Electra Power Geração de Energia社のヴァウモール・アウヴェス社長が「再生可能エネルギーによる発電 : コスト削減と環境保護への貢献」と題して講演した。

初めにアウヴェス社長は代替えエネルギーに関する同社のミッション、ビジョン、組織、歴史などについて説明、クリーンエネルギー分野ではパイオニアでありリーダー、小型発電所分野では初めてのカーボンクレジットに認定、クリーンエネルギー分野では28%のマーケットシェアを擁していると説明した。

2005年から8小型水力発電所建設して発電量は32メガワット、59プロジェクトに参加、2014年には539メガワットの発電能力を予定、今後のブラジルの代替えエネルギー事業や小型風力発電事業や配電事業にも参加を予定、エネルギー入札や電力エネルギーの種類などについても説明した。

また特別スピーチとして産業技術総合研究所(AIST)バイオマス研究センターの坂西欣也氏が「日伯共同によるセルロース系エタノール開発プロジェクト」についてサトウキビのバガスや枯葉などの非食用資源からエタノール生産技術の確立で更に公立的なエタノール生産システムの確立、プロジェクトの概要、プロセス、研究体制、科学技術振興機構(JST)からの委託研究、国際協力機構(JICA)のODA事業などについて説明した。

懇親昼食会の司会は平田藤義事務局長が務め、初めに講演者のElectra Power Geração de Energia社のヴァウモール・アウヴェス社長、サンパウロ総領事館の大部一秋総領事を紹介、3分間スピーチではプリモ・フイルム社のマチアス・マリアニ取締役、パウロ・パストレーロ監督がサンパウロ州マリリア市近くのオスカール・プレザーニ市グラミーニャ地区の日系4世代の物語であるドキュメンタリー映画「時折」について説明、資金協力を依頼した。

2006年5月に着任した日清紡の金原彰社長が帰国挨拶、後任の田邊義雄社長が着任挨拶、ジェトロ・サンパウロセンターの佐々木光所長が帰国挨拶、新入会員紹介ではシティバンクの伊澤裕代表、ヴェイラノ法律事務所のルイス・ユキオ・ヴァタリ代表が挨拶を行い、中山立夫会頭から会員証が手渡された。

ヴァウモール・アウヴェス氏のプレゼン資料はこちら→ Apresentação da Palestra

左からElectra Power Geração de Energia社のヴァウモール・アウヴェス社長/中山立夫会頭/大部一秋総領事 (fotos Rubens Ito/CCIBJ)

左から近藤正樹副会頭/ヴァウモール・アウヴェス社長/中山立夫会頭/平田藤義事務局長

懇親昼食会の様子

https://camaradojapao.org.br/jp/?p=34120