コンサルタント部会主催の「内部監査」セミナーに29人が参加

コンサルタント部会(都築慎一部会長)主催の「内部監査」セミナーにロドリゴ・ラポーゾ プライスウォターハウスクーパーズパートナーを講師に招いて2010年6月24日午後4時から5時過ぎまで29人が参加して開催した。

初めにラポーゾ講師は内部監査部門の目的、権限および責任、基本規程の策定、業務効率、ディスクロージャー精度、不正防止の予防、法令遵守、コンプライアンス、方針書・手続書 監査スタッフの確保と育成 ツールの活用、内部監査のアウトソーシング、IT監査、監査監督、監査要員確保、スタッフの研修について概略を説明した。

企業経営にはさらなる効率化と付加価値の増大が求められる一方で、複雑化するビジネスリスクに対し、コーポレートガバナンスの強化が重点課題となってきており、内部監査には従来のチェックおよびコンプライアンス機能に加えて事業戦略を遂行するための管理体制(内部統制)を整備・運用することが要求されてきていると説明した。

監査マニュアルには内部監査部門の基本規程には組織内の他部門との関係を説明した方針書、内部監査部門の組織図、個人の責任の明確化、承認権限委譲の指針、監査調書保持に対するファイル・システム説明、研修及び教育プログラム等が明確に記載されていなければならないと説明した。

左から講師のにロドリゴ・ラポーゾ プライスウォターハウスクーパーズパートナー/都築慎一コンサルタント部会長 (fotos Rubens Ito/CCIBJ)

29人が参加した「内部監査」セミナー

 

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