安全対策セミナーに参加

サンパウロ総領事館多目的ホールで2010年11月16日午後2時30分から4時まで海外邦人安全対策連絡協議会セミナーが開催、初めに小林雅彦首席領事が邦人の安全確保の重要性、治安情勢の把握や分析、心構えや対応の重要性について説明、続いて三重県警から出向の脇谷和忠領事がサンパウロ市の強盗事件発生率は日本の400倍以上、サンパウロ州の1日当たりの殺人事件は12.5件、強盗事件は900件と説明した。

パウリスタ大通り近辺での邦人の窃盗事件が発生しており、マップを使って窃盗事件のあった場所や内容を説明、一般犯罪の路上強盗、武装アパート強盗、短時間誘拐、ショッピングセンターで多くなってきた強盗事件などに対する注意点などを説明した。

脇谷領事は防犯対策の基本的対策として警戒心の維持・顕示、ラフな服装や最小限の所持品、分散して所持する貴重品、日常の生活パターンや個人情報の漏れに注意すること、車両乗車中・乗降時の強盗・窃盗事件対策などについて説明した。

当日の参加者は15人、商工会議所からは総務委員会(近藤正樹委員長)の安全対策チームメンバーの塩原優氏(伯国三菱商事会社)、原宏氏(ジェトロ)、唐木田光男氏(三井住友銀行)、平田藤義事務局長

中央は海外邦人安全対策評議会セミナーで開催挨拶を行う小林雅彦首席領事 (fotos Rubens Ito/CCIBJ)

正面左から講師の脇谷和忠領事/小林雅彦首席領事

 

 

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