第4回日伯貿易投資促進合同委員会準備会合メモ(2010年11月25日)

1. 開催日時:2010年11月25日(木)15:00~18:00

2. 開催場所:経済産業省 国際会議室(本館17階)

3. 主な出席者:
日本側    1)赤星経済産業省米州課長
2)讃井日本経団連常務理事、他
3)前田ブラジル日本商工会議所常任理事、平田事務局長
4)澤田ジェトロ・サンパウロ所長、深瀬同次長 他
ブラジル側  1)ロッシ商工開発省他国間協議担当課長
2)セリーノ商工開発省投資担当課長
3)ソウザ開発商工省技術イノベーション課長 他

4. 議事概要:
・ブラジル側より、ワールドカップ・オリンピック開催に向けた投資機会を日本側企業関係者に紹介すべく、日本でのセミナー開催および日本からのビジネスミッションの派遣要請がジェトロに対して行われた

・経済産業省より、新たな協力の可能性として、①日本政府の新成長戦略(得にインフラ輸出への取り組み)、②日本政府が考える排出権の二国間オフセットの仕組み、③対日投資への取り組み、④スマートコミュニティへの取り組み、⑤鉱物資源への関心についてプレゼンが行われ、その後議論が行われた。

・経済産業省より、FTA/EPA/BITに関わる日本側の考え方のプレゼンが行われた後、意見交換が実施され、今後とも両国間での情報交換を進めることで一致した。

・日本経団連より、移転価格税制における要望として企業代表者からプレゼンが行われた。

・日本経団連より、技術移転におけるロイヤリティの問題点について企業代表者からプレゼンが行われた。

・日本経団連より、技術移転におけるノウハウ契約の問題点について企業代表者からプレゼンが行われた。

・ブラジル日本商工会議所より、ビザ取得年数の延長と簡素化につき要望と提案が日本とブラジル双方に対して行われた。

・また、別会議室において同時間帯で特許関連協力と模倣品対策について議論が行われ、ブラジルにおける日本側からの真贋セミナーの開催が提案され、今後検討を進めることで合意された。

 

 

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