何時も意気投合する繊維部会(河本暢夫部会長)に9人が参加して、2011年2月1日午後3時から6時過ぎまで2月15日に開催される業種別部会長シンポジウムの発表資料や死活問題にまで発展している業界内の問題について、大いに意見交換が行われた。
参加者が昨年の回顧と今年の展望について各自が作成した資料を発表して、業種別部会長シンポジウムのドラフト資料作成で大いに意見交換、昨年の国内経済の回復などで国内の綿花が不足したために、連邦政府は25万トンに達する緊急無税輸入を許可したにも関わらず、年末には史上最高値を記録した。
今年の国内生産は前年の120万トンから180万トンの大幅増産が予想されているにも関わらず、世界的な天候異変などで世界中の需要増と供給減で輸入が困難になっており、国内の生産者側は供給量をコントロールして連日、最高価格を更新、しかしメーカー側は価格転嫁が難しく、一斉休業、操業の短縮など死活問題となっている問題打開のために大いに意見の交換を行った。
参加者は河本部会長(東洋紡)、高木副部会長(ダイワボウ)、岡田副部会長(ユニチカ)、田邊氏(日清紡)、本間氏(オーミ繊維工業)、柴垣氏(サンヨーテックス)、河本氏(YKK),佐々木副領事(サンパウロ総領事館)、平田事務局長
何時も意気投合する繊維部会(河本暢夫部会長)に9人が参加
死活問題にまで発展している業界内の問題について、大いに意見交換
左から岡田副部会長(ユニチカ)/河本部会長(東洋紡)/高木副部会長(ダイワボウ)