環境委員会、JICA共催の『サントス地区下水処理場見学会』に33人が参加

環境委員会(廣瀬孝委員長)及びJICA(芳賀克彦所長)共催の「サントス地区下水処理場見学会」が2011年9月30日(金)に開催され、計35人が参加をした。

当該見学会は、SABESP(Companhia de Saneamento Básico do Estado de São Paulo;サンパウロ州上下水道公社)-JICAが推進をしているONDA-LIMPAプロジェクトの一環として整備をされたMambu-Branco上水道システム、Mongaguá下水処理場、Praia Grande下水中継ポンプ場、そしてビル建屋内に下水処理設備を全て収納させた都市型の処理施設であるサントス下水処理場を見学、SABESP/Jose Luiz部長より同社の取り組みについて話を伺った。

大サンパウロ圏の保養地としてのサントス地区の特殊性から、各設備共に処理場がカバーするエリア(Santos、Praia Grande、Mongaguá、São Vicente)の実人口の倍以上の処理能力を保有している事、設備のほぼ全てが自動運転をされている事、周辺地域の生活環境への配慮(特に臭気対策)等、当該処理上の有する特殊性、環境対策を含め、各処理場を詳細に渡り、説明頂いた。

同社の処理場を見学後、同社所有の記念館を訪問、環境委員会/岡村委員長代行からJose Luiz部長へ記念楯が贈呈され、見学会は盛況の中で終了を迎えた。

出見宏之 環境委員会 副委員長

Mambu-Branco上水道システム

サントス下水処理場

SABESP 記念館

SABESP Jose Luis 部長へ記念楯を贈呈する岡村委員長代行

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