2月22日に開催される業種別部会長シンポジウムの発表資料作成のために、繊維部会(金屋悦二部会長)が2013年1月28日午前9時から11時まで10人が参加して開催、国内原綿では、昨年の需給の低下並びに旱魃の天候不順による生産低下、米国の穀倉地帯の旱魃による大豆やトウモロコシの国際コモディティ価格高騰の影響で綿花の作付面積の低下、今年は綿花の輸出減少のために国内消費分は確保、国内綿糸では原綿相場の安定、服地販売は昨年のクリスマス商戦の低迷、特に紳士物が低迷した影響で大手スーツメーカーの工場閉鎖、レアル安継続で輸入生地、既製服とも値上がりした。
ファスナー販売では政府の輸入規制政策にも関わらず、衣類の輸入が増加、ジーンズは在庫一掃から受注増、中国製ファスナー輸入は前年比75%と大幅に減少、今年は衣料品輸入が継続して増加予想で、国内加工メーカーにとっては更に厳しくなることなどが話し合われた。
参加者は金屋部会長(ダイワボウ)、上野副部会長(クラシキ)、横山副部会長(オオミ繊維工業)、小金沢氏(日清紡)、柴垣氏(サンヨーテックス)、岡田氏(ユニチカ)、山本氏(東洋紡)、中川氏(YKK)、坪井領事(サンパウロ総領事館)、平田事務局長
左から横山副部会長(オオミ繊維工業)/金屋部会長(ダイワボウ)/上野副部会長(クラシキ)
左から山本氏(東洋紡)/岡田氏(ユニチカ)/小金沢氏(日清紡)
左から中川氏(YKK)/坪井領事(サンパウロ総領事館)
業種別部会長シンポジウムの発表資料作成で意見交換