労働問題研究会に45人が参加して開催

企業経営委員会(西岡 信之委員長)の労働問題研究会が2013年1月31日午後4時から6時まで45人が参加して開催、司会は破入マルコス副委員長、山内正直副委員長が務めた。

Lautenschlager, Romeiro e Iwamizu Advogados 弁護士事務所のファブリシオ・パラシオス・トガシ弁護士が「超過勤務(就業時間)の相殺」について、残業の相殺として同じ週に行う相殺、スペイン週と呼ばれる48時間勤務/週と次週は40時間勤務/週による相殺、12X36と呼ばれる12時間勤務/日の次の日は勤務なし、1年間有効の勤務時間銀行システム、労働検察庁から違法と判断されて巨額の罰金をかけられた例などを説明した。

Felsberg, Pedretti e Mannrich Advogados e Consultores Legaisのマウリシオ・ペペ・レオン・アソシエート弁護士並びにロベルト・ロセッティ・アソシエート弁護士が「労働裁判における鑑定書-その注意点とベストプラクテイス」について、労働裁判においての鑑定書答弁もしくは作成の際には証人の調査、証拠書類の提出、法的違反検査、適用される法令、鑑定士による調査や質問、鑑定書の作成、有能な労働審判員の任命、社内及び社外における専門的知識の活用、労働裁判におけるリスク軽減のための注意点などについて説明した。

Lautenschlager, Romeiro e Iwamizu Advogados 弁護士事務所のファブリシオ・パラシオス・トガシ弁護士が「超過勤務(就業時間)の相殺」

Felsberg, Pedretti e Mannrich Advogados e Consultores Legaisのマウリシオ・ペペ・レオン・アソシエート弁護士並びにロベルト・ロセッティ・アソシエート弁護士が「労働裁判における鑑定書-その注意点と ベストプラクテイス」

左からセルジオ・トマッセ氏/山内正直副委員長/西岡 信之委員長/ファブリシオ・パラシオス・トガシ弁護士/ロベルト・ロセッティ・アソシエート弁護士/マウリシオ・ペペ・レオン・アソシエート弁護士/破入マルコス副委員長

45人が参加した労働問題研究会

講演会の様子

 

https://camaradojapao.org.br/jp/?p=37572